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[OUR MYSTERY CLUB]"The Queen of Crime - a perfect fanzine of Agatha Christie - " 改訂版
¥2,310
fragola + NINE STORIESによるユニット、<OUR MYSTERY CLUB>初の共著本。二人がともに敬愛するアガサ・クリスティーに捧げるファンジンが、4年ぶりに、増ページしたパワーアップ改訂版として再版されました! 「聖書とシェークスピアの次に売れている」とされ、その著作は100以上の言語に翻訳され、セールス累計数十億冊以上、戯曲でも世界最長ロングラン記録を保持する押しも押されもせぬ近代以降最大のベストセラー作家、アガサ・クリスティー。『アクロイド殺し』『オリエント急行殺人事件』『ABC殺人事件』『そして誰もいなくなった』に代表される、ミステリ界の歴史にその名を刻む有名作は、ミステリファン以外にも広くその名前を知られているほどでしょう。 しかし、ビッグネームであるにも関わらず、意外にも「名前は知っているがちゃんと読んだことはない」という方も多いのではないでしょうか?なにしろ作家キャリアは50年以上、100冊以上の作品数を誇る作家ゆえ、一部の超有名作以外は実はあまりよく知られていない、というのが実情かもしれません。 ですがクリスティー作品の魅力は、それらの有名作品のみにとどまりません。 その他にも枚挙にいとまがないほど傑作だらけであり、「メアリ・ウエストマコット」名義で著したミステリ以外の作品にもまことに味わい深い名作が隠れています。また、読み手側が年を経るごとにますます味わいが増していくのもその特徴といえるでしょう。何より、一人の女性として、母として、職業人として、二度の大戦をくぐり抜けて逞しく生き抜き、30歳から80代まで傑作を世に送り続けたクリスティーというその人自身の魅力と凄さは、ある程度以上の年になってから知ると、より驚嘆を禁じ得ないものがあります。 そんな、我々”OUR MYSTERY CLUB”(fragola & NINE STORIES)が心から敬愛してやまないクリスティーの奥深さをよりたくさんの方に知っていただきたいという思いで、私たちが感じるその魅力について本書では様々な角度から掘り下げました。 今回の改訂版では、コラムニスト山崎まどか氏による巻頭特別コラム『私とアガサ・クリスティ』、コラージュアーティストnene chouchou氏によるオリジナルコラージュ作品”The woman Agatha”といった前作同様の豪華な内容に加え、新たに書き下ろしコラム3本、村野めぐみ氏(Jane Marple、Jane Marple Dans Le Salonデザイナー)へのインタビュー、そしておすすめティープレイス紹介コーナーも大幅に追加され、ますます読みごたえたっぷりにパワーアップ。 クリスティー好きな方にはもちろんのこと、あまり読んだことがないという方にもぜひともお読みいただきたい、渾身のFANZINEです。 紙にも徹底的にこだわり、表紙と本文の紙にはどちらもあえて日焼けした古いペーパーバックを思わせる質感の紙を使って風合いを出しました。 オンラインストアでのご購入特典として、著者の二人がそれぞれ選ぶ「クリスティー好きさんにおすすめしたい、クリスティー作品以外のおすすめミステリー」を紹介したミニZINEをお付けしてお届けします。 <仕様> *全144ページ、 ペーパーバックサイズ(W11.5cm x H17.5cm x 背幅7mm) // CONTENTS // *Agatha Chrstie and Me 私とアガサ・クリスティ / 山崎まどか *Agatha Chrstie and Me 私とアガサ・クリスティー / NINE STORIES(Saori) *Agatha Chrstie and Me 私とアガサ・クリスティー / fragola (Mami) *HER OWN STORY ―彼女はなぜ書かねばならなかったか、またはクリスティーとメアリ・ウェストマコットについて― / NINE STORIES (Saori) *If you “RESTART” reading CHRISTIE. ―もしもクリスティーを再読するならば― / fragola (Mami) *クリスティー作品テーマ別オススメタイトル BEST3(Part1) *LET’S HAVE A NICE CUP OF TEA / fragola (Mami) *NICE TEA PLACES (東京、神奈川編)/ fragola (Mami) *NICE TEA PLACES (京阪神編)/ Maki Tamada *スペシャルコラージュ ”The woman Agatha” / nene chouchou *BEST HOTEL GUIDE in Christie’s. / NINE STORIES(Saori) *Tell Me, Sister A(クリスティーに人生相談)/ NINE STORIES(Saori) *当世服装事情/ NINE STORIES(Saori) *クリスティー作品テーマ別オススメタイトル BEST3(Part2) *Interview - Megumi Murano(”Jane Marple” & “Jane Marple Dans Le Salon”デザイナー) *IN HER MAGICAL DOLL’S HOUSES ー彼女の魔法のドールハウスー / fragola (Mami) *Like the cat that got the cream -Food and drinks in Christie-(クリスティー作品のフードとドリンク) / fragola (Mami) *Taste the world of Christie in your HOME!(自宅でクリスティー作品のフードを味わうなら)/ fragola (Mami) *彼女たちの横顔 -「アクロイド殺し」の女性たち - / NINE STORIES(Saori) *Flowers & The language of flowers in Christie world/ fragola (Mami) *WAR AND CHRISTIE 戦争とクリスティー / fragola (Mami) *ペンギンはクリスティーの夢をみるか?(クリスティーとペンギンブックスの知られざる関係について) / fragola (Mami) *CHRISTIE’S BOOKLIST FOR MYSTERY READERS(クリスティー作品に登場する本たち)/ NINE STORIES(Saori) *Crosswords - AGATHA CHRISTIE BOOK TITLES - <ご注意> *写真は実物と若干色が異なって見えることがございますので、ご了承ください。 *複数の商品を2回に分けて購入した場合、おまとめでの配送は可能ですが、送料の返金はできません。恐れ入りますが、あらかじめご承知ください。
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[fragola] Christie book titles crossroword T-shirts
¥4,800
改訂版ZINEにも掲載されている、アガサ・クリスティの著作タイトルクロスワードをプリントしたオーガニックコットンTシャツです。 カギとなるタイトルは、すべてイギリス版の長編タイトルから取っています(クリスティ作品は英版と米版で異なるものがいくつかあるため)。 グレーのマスに入った文字を並べ替えると、答えのキーワードが完成します!苦心してクロスワードを作りましたので、おわかりになった方は、ぜひ、いつか答えを教えてくださいね(笑)。 色は「NATURAL(ナチュラル)」と「MILKY GRAY(ミルキーグレー)」の2種類。 サイズはユニセックスとなります(写真2枚目のミルキーグレーがSサイズ、3枚目のナチュラルがMサイズのイメージです)。オーガニックコットン生地で肌ざわりがよく着やすいです。 <注意事項> *1点1点ハンドプリントしているため、多少の滲みや掠れ、擦れなどがある場合がございます。そこも味わいとしてご理解いただける方のみ、お求めくださいませ。 *写真は実物と若干色が異なって見えることがございますので、ご了承ください。 *複数の商品を2回に分けて購入した場合、おまとめでの配送は可能ですが、送料の返金はできません。恐れ入りますが、あらかじめご承知ください。 // SIZE // S(身丈 65cm 身幅 48cm 袖丈 18cm) M(身丈 68cm 身幅 52cm 袖丈 19cm) // MATERIAL // 100% Organic Cotton (厚さ:5.3oz)
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[fragola] Bertram's Letter Set
¥1,100
クラシックホテルのオリジナルステーショナリーへの憧れを詰め込んで… 『バートラム・ホテルにて』に登場する、あの魅惑のホテルのオマージュで製作した、世界でここだけにしかないレターセットです。 <仕様> 便箋 5枚 / 封筒 3枚入り (便箋サイズ:A4 / 封筒サイズ: W 22.3cm x H 11.6cm) <ご注意> *少数生産品につき、封筒は1枚1枚カッターで切り抜き、手で折って糊貼りして作っております。実用には問題ございませんが、端の部分に多少のズレなどがあることはございます。 あらかじめご承知の上、お求めくださいませ。 *写真は実物と若干色が異なって見えることがございますので、ご了承ください。 *複数の商品を2回に分けて購入した場合、おまとめでの配送は可能ですが、送料の返金はできません。恐れ入りますが、あらかじめご承知ください。 … 『ウェスト・エンドの中心部には、ポケットのような閑静な裏通りがたくさんあるのだが、タクシーの運転手たちだけがその専門知識にたよってそこを通りぬけ、得意になってパーク・レーンやバークレー・スクエアや南オードリー街へと出てくるくらいのもので、ほとんど誰にも知られていない。 ハイド・パークから出ている、これといった目だたない通りへ入り、左へ右へ一、二度まがると静かな街路へ出る。その右側にバートラム・ホテルがある。バートラム・ホテルはずっと昔からそこにあった。 (…中略…) 中にはいると、バートラム・ホテルにはじめての人だったら、まずびっくりする——もはや消滅した世界へ逆もどりしたのではないかと思う。時があともどりしている。まるでエドワード王朝時代の英国なのである。』 —『バートラム・ホテルにて(乾信一郎訳 / ハヤカワ文庫)』より